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城所理事長コラム 

〜第31回〜
 「『企業人』には、とにかく惚れぼれします。」

 トークアカサカ21のメンバーのことを、今一度ここで触れておきたいと思います。その何人かは、すでにその名にエピソードを添えてご紹介しました。それ以外でも、アカサカの街づくりで大いにお世話になった方々がいらっしゃいます。

 そのトーク赤坂21のメンバーのほとんどは、幹事役が心当たりに声をかけ、また伝手を頼って集めたと申しました。そこから芋づる式に輪が広がっていったのですが、例外的な一人がYさんです。

 Yさんは富士ゼロックスの社員です。ある日のこと、突然「ぜひトーク赤坂21に入会したいのですが・・・・」と電話がかかってきました。ちょうど日本経済新聞で、ユニークな活動をしているトーク赤坂21のことを紹介する記事が出たところでしたが、それを読んで「自分も赤坂で過ごす人間としてなにかやりたい」と思い立ったというわけでした。

 これが、コネや伝手が関係ない会員第一号の誕生でした。ほかのメンバーもそうですが、そのYさんも、つまり「企業人」の典型のような方で、そうした企業人としての企画力や実行力、総じて経営力というものには、ずいぶんと教えられ、また赤坂の街づくりのいろいろな場面で役に立たせていただいたものです。

 これはトーク赤坂21のどのメンバーにもいえることですが、たとえば異業種交流の会合というのは、大なり小なり「自分の仕事に役立てるため」という意味合いが強いのですけれど、トーク赤坂21の集まりは「自分が赤坂の街に対してなにをできるか」ということが問われるわけで、それも自発的な行為なのですから、自分がかかわってなにかできたら、これほどの喜びはない・・・という声が多いのです。

 たとえばTさんやMさんのマスタープランが活きて地下公共駐車場ができたというのが、その好例です。いってみれば、トーク赤坂21をとおして、その成果が、自分の暮らしよさや楽しみにつながり、人生をエンジョイできるという、そういう自己実現の喜びなのです。

 それも、そのメンバーが、みな長年にわたって働いて身につけた企業人としてのセンスを活かしての結果なのです。

 そうした望ましいボランティアの精神が回りまわって投影された商店街振興組合 エスプラナードアカサカの運営も、おかげさまで、おそらく全国の商店街というものが持ってはいない組織体質を持つにいたっていると自負しています。

 企業人といえば、Mさんのことを忘れるわけにはいきません。十年あまり前に、営団地下鉄、赤坂見附駅の駅ビルとして多くの人にお馴染みの「ベルビー赤坂」の社長をなさっておられました。
 わたしの「赤坂の商店街は、おとなの女性の可処分所得でもっているようなものです。そういう彼女たちが、そこで時間を過ごしたいと思ってくれるような街、彼女たちが似合う街でなければならない」という主張に、Mさんには「ベルビー赤坂も、まったく同じコンセプトだ」とご同感いただき、いくらか世代はちがいます

が肝胆相照らしたといういきさつがありました。以来、M社長自ら商店街振興組合エスプラナードアカサカの理事会ばかりか各種行事には必ずといっていいほど出席いただいています。

 赤坂田町通りの道路改修工事がスタートしたばかりの頃でした。その工事はベルビー赤坂の前のブロックから始まったのですが、Mさんは一日に何度も上の階の社長室から地上の工事現場に降りてきて、じっと工事の進捗状況をご覧になっていました。

 もちろん工事の出来ぐあいが地下鉄駅の乗降客や商業ビルであるベルビー赤坂に 出入りするお客さまの利便にかかわるからでもありましょうが、その工事現場に似つかわしくないダンディな紳士のお姿をときどきお見かけするにつけ、それだけではないように思えました。

 あとで知ったことですが、ご自身でカメラを持って、しょっちゅう銀座や横浜その他の賑わいを見せている街並みを訪ね、その街を楽しみながら撮影して歩いておられたとのことです。

 ベルビー赤坂は営団地下鉄と伊藤忠が協同出資して作ったものですが、社長は伊藤忠から出向して就くということだったらしく、Mさんは、もともとバリバリの商社マンでした。とくに欧米を中心に海外勤務も多くて、そういうことから街並みにことのほか興味を抱くようになったのだとおっしゃておりました。

 もう趣味が昂じて、自分で街づくりに手を染めたいほどだったのでしょう。毎日何回も工事現場に出ておられたのは、そういう理由からだったのです。

 そして、なにしろ街づくりには一家言あるものですから、現場の隅々にまで目が行き届き、あとになってしまっては手直しが効かないような、たとえばフラワーポットの置き方が前後で間違っていたりするのを見つけて職人さんに指示したり・・・。

じつは着手した当初は工事ミスが続いていたらしいのですが、そのMさんのチェックがあったおかげで工事は軌道に乗ったようなものだと、あとで工事関係者が漏らしていました。

 余談ですが、その頃、ベルビー赤坂のある区域を含む町会は、道路改修工事に猛反対の態度をとっていました。例によって住民サイドを代用する町会としては、騒音や工事車輌の出入りなどで町の平安が乱されるから困る、という理由からです。

 ある日、その町会長が、お祭りの寄付をお願いにベルビー赤坂を訪ねたところ、Mさんは「都心の街にあって、町会がなんで街づくりに協力しないのですか。商 店街に協力しないどころか、道路改修のために設けられている整備基金の積立金も出さないで邪魔をするなんておかしいですね。寄付は考え直しますよ」と強くたしなめられたそうです。

 その剣幕に恐れをなしたか、それで町会がコロッと折れて工事反対の態度を引っ込めた・・・・・・という顛末だったとか。

商店街振興組合
エスプラナードアカサカ
理事長  城所 ひとみ





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