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城所理事長コラム 

〜第18回〜
 「赤坂から発信して東京都が動いたゴミ有料化」

 シンポジウム会場はサントリーホールでしたが、じつはそこはトーク赤坂21のメンバーであるサントリーの幹部社員が手配し、それも安く貸していただけました。司会もサントリーの社員の方が買ってくださいました。

 そのシンポジウムのコーディネーターは早稲田大学のY.K教授でしたが、その先生をかつぎだしたのが鹿島建設の社員だったことは前に述べました。

 シンポジウムのレジュメや案内のチラシその他の原稿をワープロなどで作成してくれたのは、TBS社員でした。その印刷のために紙を提供してくれたのが富士ゼロックスの社員で、印刷してくれたのが鹿島建設。いずれもトーク赤坂21のメンバーです。

 じつは広く呼びかけるために然るべき人たちに案内チラシを郵送しようということになって、そこで右にあげたメンバーが自分の会社の女子社員を連れてきてくださり、その封筒の表書きから封詰め、ノリ貼りを十数人で流れ作業でしてくれたのです。あとで聞いたところによると、彼女たちは会社で仕事をするより楽しそうにやってくれていたそうです。彼女たちも「赤坂で暮らす」人たちで、いわばトーク赤坂21の準会員ということにしておきましょうか。

 こうして手弁当で準備し、まさに手作りで開いた「赤坂・ごみ・リサイクル」という公開シンポジウムは、大成功でした。快諾し出席くださった寄本先生などパネラーの方々にも感謝しています。シンポジウムが成功したというだけではありませんでした。じつは、このシンポジウムを機に、東京都によるゴミ行政の転機が緒についたのだそうです。

 数年後、東京都は事業系ゴミ回収の有料化に踏み切ります。もりろん、あのシンポジウムでの提案がきっかけです。わたしも少ししゃべったものの、そのルーツはトーク赤坂でY先生をまじえ話し合った内容でした。

 また、家庭ゴミも含めて半透明のビニール袋でゴミを出すよう行政指導することになったのも、あのシンポジウムで提案書があった内容を実践することになったものです。

 やがて家庭ゴミと事業系ゴミの扱いがはっきり分けられ、また事業系ゴミが有料化されることになりました。

 そしてゴミを出す側として、行政による回収と契約業者による回収とのメリット、デメリットを秤にかけて、なかにはビルの奥まで取りに入ってくれる業者回収を選ぶオーナーも増え、道路上にゴミが取り残され散乱するような見苦しい光景がかなり減ることになりました。

 赤坂田町通り会としても、シンポジウムが終わって、さて自分たちでできることをと、毎月十日を「クリーンキャンペーンの日」と定め、役員有志がホウキとチリトリを持って赤坂田町通りを掃いてまわることにしました。

 それは、あえて通りを行き交う人手の多いランチタイムの時間帯を選んで、デモンストレーションを兼ねて行うことにしました。

 わたしたちは揃いの縦縞のベストに紫の帽子というファッショナブルないでたちで通りを掃除しながら、マイクで「たばこの投げ捨て、ガムの投げ捨ては、やめましょう。赤坂の街をきれいにするため、どうぞご協力をお願います」と呼びかけます。

 また「古新聞、古雑誌、ダンボールの回収も行っています。捨てればゴミ、ためればリサイクル」と、リサイクルの訴えもあわせて行っています。

 そのキャンペーンのために「街ごと身だしなみの良さが自慢です」というキャッチフレーズを用意しました。そのキャッチフレーズを唄ったポスターも作りましたが、これは営団地下鉄が場内の広告スペースを割いて随所に無料で貼ってくださり、赤坂の街に降り立つ人ばかりではなく広く訴えることとなりました。

 ちなみにY先生は、その後あちこちで必ず「赤坂のゴミ」キャンペーンを引き合いに出して話をなさっているとか。「赤坂がゴミ問題を変える契機となった、東京都のゴミ行政を動かした」などと紹介してくださっていると後年お聞きしました。

 こうしたおおきなうねりは、じつはトーク赤坂21の場から発信されたのです。このトーク21のことを商店会の諮問機関だと評する方もいらっしゃいますが、どう評価するかはともかく、わたしは内心トーク赤坂21を「シンクタンク」だと思っています。


 

商店街振興組合
エスプラナードアカサカ
理事長  城所 ひとみ





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