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城所理事長コラム 

〜第12回〜
 「この商店街は、赤坂の「町会」ではありません」

 さて東京に戻って、考えました。ようするに赤坂田町通り会というのは、商店会です。いわゆる「町会(町内会)」とは、まったく性格を異とする集まりです。まず、そのことを肝に銘じました。

 ある意味では商店街は、町会とは利害関係が百八十度違うところがあります。
 町会というのは、今は住んでいる人の自治組織と位置づけられています。東京でいえば行政区の住民への通知や伝達事項は、その昔に米穀通帳を介在させて行われたように、まず町会に話が下りてきます。そして町会は住民のための組織として、たとえば神社の氏子としてお祭の御輿をかついだり、場合によっては冠婚葬祭のお世話をするようなものとして機能しているわけです。

 一方、その商店街で営業している商店や事業主の利害を代表し、商店街としての共通の問題意識に立って、共同の事業を運営したり、全体の活性化を期すためのものとして組織化された、基本的には任意団体が「商店会」で、それを法人化したのが「商店街振興組合」です。

 たとえば赤坂田町通り会で経験したことですが、かりに道路の改修工事をしようという場合、商店街としては全員の営業時間を外して深夜に工事をしてほしいと要望します。ところが住民としては深夜工事は安眠妨害になるからと大反対します。
 また商店街は集客力アップで街を活性化したいと切に願うわけですが、住んでいる人にとっては、これ以上の人はこなくていい、静かに暮らしたいと望む場合が多いのです。すべての面で、そのように商店会と町会では利害が背反するといってもいいでしょう。

 そこで同じ地域で商店会と町会が、どう併存するかが問題になります。その答えは、全国のそれぞれの地域によって異なると言わざるをえません。
 わが赤坂田町通りにしぼって考えてみましょう。赤坂は東京の都心にあって、まさに昼間人口が非常に多く、夜間人口が極端に少ない街です。ビルの所有者も大半が遠近いろいろですが、住まいは周辺の住宅地にあって、ビル管理のために赤坂に通っておられるのです。テナントさんも、もちろんそうです。

 すなわち全長六百五十メートルの赤坂田町通りに沿って九十数軒のビルがあって、そこに入っているテナントさんが四百数十軒ありますが、対して、ここに住んでいる人はほんの数人しかいらっしゃらないという地域です。

 こうなると、答えは一つ。もちろん数少ない住民の意思を無視していいというわけではありません。できるだけ住民に配慮しつつ、その納得を得られるような道筋をつけますが、しかし最大多数の商店街の利害優先するのが自然な成り行きというものでしょう。都心の繁華街といってもいい赤坂田町通りでは、住民の安穏や静謐を最優先させるというのは現実的ではなく、ただ道路改修工事に関しては、もちろん商店街にとっては道路環境整備ということで同じライフラインが問題になるわけですが、住民つまり町会に対しては、そうした上下水道や電気、ガスといった生活の基盤を整備するのだと説明することでご理解を得ました。

 地方では、商店街と町会とが地域も構成メンバーもダブっているケースが少なくありません。そういう商店会(または町会)では、なにか一つ事をするにも相反する利害をどう調整なさっているのでしょう。

 わたしは、すっきり一方から考えられる立場にあるわけですが、じつは多くの商店会が抱えている問題の根本には、その背反する利害にからまって明確に方向性を見出せないジレンマがあるのではないでしょうか。
 商店街は、やはり多くの人が集まって街が活性化することが至上命題であるはずです。ようするに、その地域を商店街と位置づけるのか、それとも住宅地とするのか、これは都市計画上の問題もからんで、いうなれば戦略的な選択をしてかからなければならないと思います。


 

商店街振興組合
エスプラナードアカサカ
理事長  城所 ひとみ





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